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特別講義CI(S)「加速器質量分析:原理と応用」(物理学専攻)(大阪大学)
Current Topics C I (S) (Osaka University)


現在の希望状況
Current status
聴講希望受付期間外です
大学 University 大阪大学
Osaka University
研究科等 Graduate School 理学研究科
Graduate School of Science
学内講義コード Course code 241574
講義名
Course title
特別講義CI(S)「加速器質量分析:原理と応用」(物理学専攻)
Current Topics C I (S)
教員名
Teaching staff
中村 隆司
Takashi Nakamura
聴講希望受付 Registration period 2018/04/09〜2018/07/30
Apr 9, 2018 — Jul 30, 2018
単位数 Credit 1
開講言語 Language 日本語
Japanese
説明
Course details

加速器質量分析は,イオンをMeV/n程度に加速して質量分析を行う分析法である.通常の質量分析では検出困難な極微量の長半減期放射性核種(10Be,14C,36Cl,129I,236U,etc)を検出することができる.これらの超半減期放射性核種は,自然界におけるユニークなトレーサーとして,環境動態研究に大きく貢献することができる.また,人類の核エネルギーに利用に際しても,核分裂生成物や中性子反応等で,人為的に生成されるため,こうした核種の分析は,環境影響評価研究上も極めて需要である.本講義では,前半では加速器質量分析が高感度に極微量核種を分析できるのはなぜか,分析技術の物理的背景を考える.後半では,様々な応用研究を紹介し,極微量核種を含む「同位体システム学」の広がりと可能性を探る. 第1回 加速器質量分析の原理の概要
第2回 加速器質量分析のイオン源,加速器,検出器,質量分析系
第3回 同重体分離の技術および高分解能質量分析の実現
第4回 放射性炭素年代測定の原理と応用-考古学と自然科学の間-
第5回 大気で生成する宇宙線生成核種の応用-古環境アーカイブの分析-
第6回 地殻に生成する宇宙線生成核種の応用-地形変動の評価-
第7回 人為起源核種の分析と応用-福島第一原子力発電所事故の影響評価と廃炉-
第8回 ヨウ素同位体システムの研究

キーワード
Keywords
  • 第1回 加速器質量分析の原理の概要
  • 第2回 加速器質量分析のイオン源,加速器,検出器,質量分析系
  • 第3回 同重体分離の技術および高分解能質量分析の実現
  • 第4回 放射性炭素年代測定の原理と応用-考古学と自然科学の間-
  • 第5回 大気で生成する宇宙線生成核種の応用-古環境アーカイブの分析-
  • 第6回 地殻に生成する宇宙線生成核種の応用-地形変動の評価-
  • 第7回 人為起源核種の分析と応用-福島第一原子力発電所事故の影響評価と廃炉-
  • 第8回 ヨウ素同位体システムの研究
備考 Notes

教科書は指定しない.授業に使用するパワーポイント資料を提供する.

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講義回数 Number of lectures 講義日程が登録されていません
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