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特別講義BII(S)「不安定核の実験でさぐる中性子過剰核と中性子星」(物理学専攻)(大阪大学)
Current Topics B II (S) (Osaka University)


現在の希望状況
Current status
聴講希望受付期間外です
大学 University 大阪大学
Osaka University
研究科等 Graduate School 理学研究科
Graduate School of Science
学内講義コード Course code 241570
講義名
Course title
特別講義BII(S)「不安定核の実験でさぐる中性子過剰核と中性子星」(物理学専攻)
Current Topics B II (S)
教員名
Teaching staff
小田原 厚子
ODAHARA Atsuko
聴講希望受付 Registration period 2018/04/09〜2018/07/30
Apr 9, 2018 — Jul 30, 2018
単位数 Credit 1
開講言語 Language 日本語
Japanese
説明
Course details

最近、陽子に比べて中性子を特に多く含む原子核(中性子過剰核)や逆に陽子を多く含む原子核(陽子過剰核)を「不安定核ビーム」として人工的に生成する技術が急速に進展しています。こうした不安定核ビームを使って、中性子過剰核には「魔法数の消失」や「新魔法数の出現」などの殻構造の進化、「中性子ハロー」や「中性子スキン」などの特異な核表面など、興味深い現象がみつかっています。また、こうした中性子過剰核は、超新星爆発や中性子連星の合体などの爆発的天体現象において瞬間的には存在したと考えられており、地上で行われる不安定核の実験によって、いまだに謎深い「重い元素の起源」や「中性子星の構造」を探る研究が進んでいます。本講義では、原子核物理学の基礎から出発して、不安定核の研究で明らかとなった新しい原子核物理の現象を理解し、さらには宇宙における元素合成の物理や、中性子星の物理の基本を学び、今後の展望を議論します。 以下の順序で講義を進める。ただし、これはあくまでも予定であって、変更することもあり得る。

1. 原子核の安定性と不安定核 
2. 不安定核ビームの生成 – どのようにして不安定核を作るのか
3. 中性子ハロー -- 原子核はどこまで大きくなれるのか
4. 中性子ハロー核のクーロン分解
5. 殻構造の進化 -- 魔法数はユニバーサルか
6. 中性子星と中性子スキン核 –無限の核子系はどのようにふるまうのか
7. 元素合成と宇宙核物理学 -- 原子核(元素)は宇宙でどのように合成されたのか

キーワード
Keywords
  • 以下の順序で講義を進める。ただし、これはあくまでも予定であって、変更することもあり得る。
  • 1. 原子核の安定性と不安定核 
  • 2. 不安定核ビームの生成 – どのようにして不安定核を作るのか
  • 3. 中性子ハロー -- 原子核はどこまで大きくなれるのか
  • 4. 中性子ハロー核のクーロン分解
  • 5. 殻構造の進化 -- 魔法数はユニバーサルか
  • 6. 中性子星と中性子スキン核 –無限の核子系はどのようにふるまうのか
  • 7. 元素合成と宇宙核物理学 -- 原子核(元素)は宇宙でどのように合成されたのか
備考 Notes

講義中に提示する課題についてレポートを作成すること。

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講義回数 Number of lectures 講義日程が登録されていません
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