理学部・理学系研究科奨励賞/総長賞受賞おめでとう

教務委員長(2009年度) 茅根 創(地球惑星科学専攻 教授)

図1 図2

総長の前でプレゼンテーションする生井飛鳥さん(上)と田中雅臣さん(下)

図3

理学系研究科・理学部での奨励賞受賞者一覧

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本年の理学部学修奨励賞・理学系研究科研究奨励賞は,表に掲げる41名が受賞した。奨励賞授賞式は,大学院は2010年3月24日,学部は25日に行われ,山形俊男研究科長から賞状が手渡された。本年度,理学部・理学系大学院をもっとも優秀な成績で卒業・終了され,高い研究成果をあげられた皆さんに,心から拍手を贈りたい。

さらに奨励賞受賞者の中から,とくに優れた学部,修士,博士それぞれ1名ずつを,総長賞の候補として推薦した。学生表彰選考委員会(立花政夫委員長)は,全学から推薦された31名から7名(うち学部3名,修士・博士4名)を総長賞として選出したが, 7名のうち2名が理学系研究科から推薦した候補であった。理学系研究科化学専攻修士課程2年の生井飛鳥さんと,昨年6月に博士を取得した田中雅臣さんである。生井さんは,修士課程において新奇磁性材料イプシロン型−酸化鉄磁性体(ε-Fe2O3)の創製に関する卓越した研究業績を挙げた。とくに新奇な高周波ミリ波吸収磁性材料の発見は,国内外の学術界のみならず産業界にも大きなインパクトを与えた。田中さんは,長年にわたってそのメカニズムが不明なままだった超新星爆発を,すばる望遠鏡を駆使した精力的な観測と理論的研究が高い評価を受けた。本年度の修士・博士の総長賞受賞者4名のうち実に半数の2名が理学系研究科の修士・博士であったことは,本研究科の大学院における高い研究レベルを示すものといえる。総長賞授賞式は,2010年3月24日に小柴ホールで行われ,濱田純一東京大学総長から賞状が手渡された。全学の研究の最高峰を究められたお二人を心から祝福したい。

今回受賞された皆さんが,将来の理学の研究をさらに推進されることを,大いに期待したい。