東京大学理学部2006-2007

日経BPムック「変革する大学」シリーズ「東京大学理学部2006-2007」より、記事を掲載しています。 所属、職名、学年は2006年当時のものです。

「なぜ」の扉を開けてください

海外渡航プログラム

学部生のうちに海外の大学を訪問し国際交流を行う機会を提供する。そのため、学部として大胆な予算措置を取り、全面的に学生をサポートする。期待されるのは、参加した学生と共に訪問先の学生にも相互に影響しあえるような成果である。

理学の魅力、理学の未来

大学入学から2年間は駒場で学び、その後「進学振分け」を経て各学部・各学科等に進むという独自のカリキュラムを持つ東京大学。 卒業後は大半の学生が大学院に進むのも特徴と言えるだろう。 ここではそんな東大の進学のしくみを大樹になぞらえて分かりやすく解説していく。

若き挑戦者たち

ここで行われている研究は、全て本物で最先端。その研究を推進する研究者は、日本のみならず世界と肩を並べるトップランナーたち。ここでは、研究者を目指し日夜研究に取り組んでいる若き挑戦者たちをご紹介する。

研究者の対話

理学系研究科には「生物化学」と「生物科学」という名称の2つの専攻がある。これらは名前が似ているだけでなく、研究領域においてもリンクする部分が多く、21世紀COEプログラムをはじめ共同で取り組んでいる研究も数多くあるという。学問の垣根を飛び越え、分子という共通言語を使って「生命の謎」を解き明かそうとするこれらの専攻は、何が異なり、どんな共通点があるのか。それぞれの専攻で教育と研究に携わる、2人の教授が語り合う。

社会で活躍するOB・OG

最先端の知識に触れた学生たちは、多くが大学院に進み、自らの知識を深めていく。大学、企業などで研究者としての道を歩む者。研究職以外の道を選び、キャリアを積む者。理学部のOB・OGは、ここで学んだこと、得たことをどのように糧としているのか。彼・彼女たちの"今"にそのヒントがある。

研究スタイル

ここで行われている研究は、全て本物で最先端。その研究を推進する研究者は、日本のみならず世界と肩を並べるトップランナーたち。ここでは、理学部の研究の魅力を「研究スタイル」として紹介する。研究者を突き動かす"何か"を感じてほしい。

社会の要請に則した教育プログラム

世界を取り巻く変化のスピードは速く、我々の営みも日々新たな情報にあふれている。その変化に呼応するように、新たな知識への要求が生まれる。そこで、新しい故に暗黙知であることが多い知識を体系化し、論理的に分析できる人材が求められている。普遍的な真理を探究する理学部も、そうした社会の要請に無縁ではいられない。ここでは、時代に即した専門知識を持つ人材育成という課題にこたえるべくスタートした「アクチュアリー・統計プログラム」をリポートする。

開かれた理学部を目指して

国立大学法人化に伴い、改革が急ピッチで進む国立大学。東京大学理学系研究科・理学部も、外部の識者を交えた諮問会を組織し、開かれた理学部を目指して継続的な検証を行っている。これまでに、東京電力社長など要職を歴任し、理学系研究科諮問会にも名を連ねる荒木浩氏が、企業社会から見た東京大学理学部を語る。

理学を目指す若者たちへ

素粒子の理論研究が進んでいた戦後の日本において、素粒子の実験にリアリティーを感じ、その道に進もうと考えたという小柴特別栄誉教授。若手の起用法や困難に立ち向かう姿勢、一流の研究者とは? 自らの経験を学問や研究になぞらえ、理学部の後輩でもある学部4年の湯川英美さんと大学院博士課程1年の竹本典生さんと共に人生について語る。

理学部を核にした活力ある大学へ

東京大学は95%は変わらないでよい」と語る小宮山宏東京大学総長。残り5%に協調の仕組みを設けることが総合大学としての競争力を生み出すと言う。新しい大学の姿を生命体の自律分散協調系に例えて、東京大学にどのような相乗効果が生み出されようとしているのか。東京大学における理学部の位置付けと、アクティビティーについて語る。

研究者ファイル

ここで行われている研究は、全て本物で最先端。その研究を推進する研究者は、日本のみならず世界と肩を並べるトップランナーたち。ここでは、理学部の研究者の魅力を「研究者ファイル」として紹介する。研究者を突き動かす"何か"を感じてほしい。