大樹のごとく、大きく育て
大樹のごとく、大きく育て
東大LIFEは駒場からはじまる
東京大学に入学して最初に学ぶ場が駒場キャンパスだ。前期(教養教育)課程と専門課程を分ける大学が減る傾向にあるなかで、東京大学は駒場のカリキュラムに力を入れている。 これは高い専門性と併せて、人間として偏らない知識を持ち、あらゆる疑問に対する真理探究の精神を養うために教養教育が必要不可欠だという考えからである。 広い知識と見識の上に立たない専門教育は、単なる技術教育にすぎない。 時代に左右されない、幅広い見識と知的能力をまず養い、その上で専門性の高い知識を身に付けよう――というのが東大教養学部の基本方針なのだ。
理学部・理学系研究科へ進むための進学ルートマップ
東京大学は、入学時に文科・理科それぞれ3つの類に分かれる。 前期課程は全員が教養教育を受けるが、3年次以降は学生それぞれの適性や志望によって、進学する学部や学科を決定する。 この進学先を決める制度は、「進学振分け」と呼ばれ、志望する学部や学科に進学できるかどうかは前期課程の成績で決まる。
本郷で深まる専門性
3年次以降、一部を除く、多くの学生は東京大学の象徴とも言うべき、赤門や安田講堂がある本郷キャンパスに通う。 志望学科を考える上で重要なのは、自分の意思を明確化するだけではなく、各学部・学科の特徴を研究しておくことだ。
専門性をより深めるなら大学院へ
駒場での前期課程で広い教養を身に付け、各学科に配属されて専門教育の基礎となる理学部での期間を過ごした学生の約9割が、大学院の修士課程へと進学する。 彼らが口をそろえて言うのは、「学部の勉強、研究だけではモノ足りない」ということ。 多くの学生が「実験やフィールドワークの技術は身に付くけれど、それを使って何をするか、というところまで、なかなかたどり着かない」 「4年間ではまだ始まったばかり、という感じ。もう少し研究を続けて何かを得たい」といった実感を持っている。
理学部学生選抜国際派遣プログラムとは?
1999年から理学部が予算を全面負担して実施している海外渡航制度は、2006年度から名称が「理学部学生選抜国際派遣プログラム」となった後も、毎年希望者が殺到する人気のプログラムだ。 学部生のうちに海外の伝統ある大学を訪問し、研究者や学生との交流を通して国際的視野を広げ、将来、世界で活躍できる優秀な学生を派遣することを目的としている。

