眞鍋淑郎博士の2018年クラフォード賞受賞が決まりました。

東塚 知己(地球惑星科学専攻 准教授)


眞鍋淑郎博士
1953年に理学部を卒業され,1958年に理学系研究科で博士(理学)を取得された米国プリンストン大学の眞鍋淑郎博士が, 2018年クラフォード賞(The Crafoord Prize)に選ばれました。

眞鍋淑郎博士は,学位取得後,米国に渡られ,米国海洋大気庁・地球流体力学研究所にて気候研究に従事してこられました。その間,世界で初めて大気海洋結合大循環モデルを開発し,大気微量ガスの1つである二酸化炭素の濃度の上昇が,気候に与える影響を世界に先駆けて明らかにするなど,地球温暖化研究や気候研究の根幹をなす研究成果を数多くあげてこられました。眞鍋淑郎博士の研究は,地球の複雑な気候システムを調べるために必要な今日の気候モデルの基礎となっています。

クラフォード賞は,天文学/数学,地球 科学,生物科学,多発性関節炎に関する研究において傑出した研究成果を挙げられた研究者に贈られます。2018年は,地球の気候システムにおける大気微量ガスの役割の理解への貢献が評価され,眞鍋淑郎博士とマサチューセッツ工科大学(Massachusetts Institute of Technology)のソロモン(Susan Solomon)博士が,同時受賞されることになりました。2018年5月24日にスウェーデン王立科学アカデミーにて授賞式が行われることになっています。眞鍋淑郎博士のご受賞に心よりお祝い申し上げます。

理学部ニュース2018年3月号掲載

 


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