光量子科学連携研究機構発足 知の協創世界拠点に

湯本 潤司(光量子科学連携研究機構長/フォトンサイエンス研究機構長/物理学専攻 教授)

理学系研究科,工学系研究科,物性研究所では,2016年度に創設された「東京大学連携研究機構」制度を活用し,同年12月1日に光量子科学連携研究機構を発足した。本連携研究機構は,理学系研究科附属フォトンサイエンス研究機構,工学系研究科附属光量子科学研究センター,物性研究所附属極限コヒーレント光科学研究センターの3組織を中心として構成し,各組織間の連携による学術研究,産学連携を加速させると共に,多様な組織から人材が集積している特徴を生かし,将来の中核人材育成を推進する「フォトンサイエンス知の協創プラットフォーム」の実現を目指すものである。具体的には,
 (1) 光科学関連研究分野の連携による研究の加速と医学,生物学,薬学,農学など異分野との連携構築
 (2) 他大学,国研,産業界を巻き込んだ大型プロジェクトの中核としての求心力の構築とその連携を活用した新規プロジェクトの企画・実施
 (3) 海外の研究機関,企業との連携・協働関係の構築
 (4) 多様な組織で構成されるプロジェクトを活用した若手研究者の育成
を推進する。また,すでに取り組んでいる「先端光量子科学アライアンス」,文部科学省革新的イノベーション創出プログラム(COI STREAM)「コヒーレントフォトン技術によるイノベーション拠点」,「最先端融合科学イノベーション教育研究コンソーシアム」に加え,今年度採択された新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)「高輝度・高効率次世代レーザー技術開発」などのプロジェクトを推進するにあたり,その活動の中核としての役割を担い,卓越した知の創出,その社会実装への展開にもつなげ,新たな社会的価値創造に貢献する。




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