理学部イメージコンテスト2015優秀作品

 

オープンキャンパス実行委員長
志甫 淳(数理科学研究科 教授 /数学科兼担)

オープンキャンパスの開催に合わせ,今年も理学部イメージコンテストが2015年8月5日(水),6日(木)に開催された。応募作品が理学部1号館ギャラリーに展示され,来場者,スタッフ,関係者の投票によって最優秀賞・優秀賞を決めるという方式である。例年,応募がなかなか集まらず苦労する企画であるが,最終的には15作品の応募があり,その中から下記の3作品が最優秀賞・優秀賞に選ばれた。忙しい中応募してくれた教員,学生の皆様に深く感謝を申し上げたい。

最優秀賞「小さな宇宙船」
大野 遼(地球惑星科学専攻 修士課程1年生)
 
ラブラドライトという鉱物の鏡面研摩面の拡大写真で,実際は3cm×3cm程の大きさ。夜空のような深い藍色はこの鉱物特有の薄膜干渉によるもので,見る角度によって色が多様に変化する。ところどころ,星のように酸化物が存在している。

研究は美しいものだけからなるわけではない。また,筆者の専門である数学の場合,美しい結果だと思っているものが直接的にはうまく伝わらないことも多い。しかしながら,研究に関する美しさを写真におさめたものは人々に直接的にアピ ールする。そしてそれは研究への興味のきっかけとなったり,研究活動への理解につながったりするのではないかと思う。その意味で,写真は広報活動において大変重要なものである。ぜひ来年はより積極的な応募をお願いしたい。

また,過去の理学部イメージコンテストの応募作品にはイメージバンクサイト(http://www.s.u-tokyo.ac.jp/imagebank/) で見られるものも多くあるので,皆様もぜひ楽しんで見てほしいと思う。

優秀賞「星を集めて」
竹之内 惇志(地球惑星科学専攻 博士課程1年生)
 
双晶して五芒星の形に成長した白雲母の集合体です。鉱物が天然に作り出す形は幾何学的で興味深く,地学徒の心を掴みます。構内で下を向いて歩いている人がいたら,それは小さな星を集めている地学徒かも知れません。
 
優秀賞「3次曲面上の27本の直線」
河野 俊丈(数理科学研究科 教授)

2次曲面には放物面や双曲面などがありますが,3次曲面はこのように複雑な形状になります。これはアルミニウムを削って作成した模型で,よく見ると,曲面上にちょうど27本の直線がのっていることが分かります。

 


トピックス>

 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加