黒岩常祥名誉教授が瑞宝重光章を受章

 中野 明彦(生物科学専攻 教授)


黒岩 常祥 名誉教授

本研究科名誉教授(生物科学専攻)の黒岩常祥先生が,2015年秋の叙勲で瑞宝重光章を受章されました。

黒岩先生は,本研究科博士課程を1971年に修了され,1987年から2002年まで生物科学専攻の教授として,植物細胞生物学の教育,研究に努められました。定年退職後,しばらく立教大学で活躍され,現在もなお日本女子大において研究者として第一線の活躍を続けられています。

黒岩先生は,ミトコンドリアと葉緑体の分裂装置の発見に基づく分裂増殖および母性遺伝のしくみの解明に多大な貢献をされてきました。また,これらの研究を発展させるため,理想的なモデル真核生物として原始紅藻シゾンを探し出し,その全ゲノムを100% 完全解読しました。さらに最近では,よりゲノムサイズの小さいメダカモにも研究を展開し,真核生物の誕生と増殖の基本原理の解明に努力されています。

黒岩先生はこれまでにもたくさんの賞を受けられ,2008年に紫綬褒章と米国植物科学会のチャールズ・リード・バーンズ賞, 2010年にみどりの学術賞と日本学士院賞を受賞され,2011年には文化功労者に選ばれています。この度の叙勲,度重なる栄誉は,本専攻,本研究科の大きな誇りです。今後ますますのご健勝を念じてやみません。

 


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