山本正幸名誉教授が2015年度朝日賞受賞

飯野 雄一(生物科学専攻 教授)


山本正幸名誉教授

理学系研究科の元教授であり, 2007年から2008年度には理学系研究科長も務められ,現在基礎生物学研究所長の任に当たられている山本正幸本学名誉教授が2015年度の朝日賞を受賞されることになりました。受賞対象となったのは「減数分裂にかかわる分子機構の解明」です。減数分裂は精子や卵子などの配偶子を作る際に起こる,二倍体細胞から一倍体細胞が作られる細胞分裂形式で,生殖により遺伝子セットを子孫に正確に受け継ぐ際に非常に重要な働きをします。山本名誉教授は本研究科生物化学専攻(現生物科学専攻)の教授として研究室を率いられた間,一貫して分裂酵母を用いた減数分裂のしくみの研究に邁進されました。減数分裂を開始させるきっかけとなる蛋白質・RNA複合体の発見や,体細胞分裂から減数分裂にかけての遺伝子発現の変化の機構,減数分裂で2回の分裂が続けて起こるしくみなど,その業績は広範に亘ります。この素晴らしい業績に対して朝日賞が贈られることになりました。なおこのたびのご受賞は,山本先生の研究室で初期の研究に携わられ,現在本学分子細胞生物学研究所の教授であり本研究科の兼坦もされている渡邊嘉典教授との共同受賞です。誠におめでとうございます。

 


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