2016/09/05

銀河系外ホットコアを初検出!

 

東北大学学際科学フロンティア研究所

東北大学大学院理学研究科・理学部

東京大学大学院理学系研究科・理学部

国立天文台

筑波大学計算科学研究センター

 

概要

東北大学、東京大学、国立天文台、筑波大学からなる研究チームは、アルマ望遠鏡を用いた観測により、世界で初めて、私たちの住む天の川銀河以外の銀河に、生まれたばかりの星を包むホットコアと呼ばれる分子の雲を発見しました。また、発見した銀河系外ホットコアのデータを詳細に解析した結果、天体に付随する分子ガスの化学組成が、天の川銀河内の同種の天体のものと比べて、大きく異なることを明らかにしました。この結果は、生まれたばかりの星を包む物質の化学的性質が、それらを取り巻く銀河の個性に強い影響を受けることを示しています。今回の銀河系外ホットコアの初検出は、星や惑星の材料となる物質の化学的性質の研究に新たな可能性を示す重要な第一歩として、大きな注目を集めています。

この研究成果は、2016年8月9日発行の天文学論文誌「アストロフィジカル・ジャーナル」827号に掲載されました。

 

図:大マゼラン雲に発見されたホットコアの想像図。生まれたばかりの星を包む分子の雲が描かれている。
クレジット: FRIS/東北大学。この画像は次の著作物の要素を含みます (ESO/M. Kornmesser; NASA, ESA, and S. Beckwith (STScI) and the HUDF Team; NASA/ESA and the Hubble Heritage Team (AURA/STScI)/HEI)。

 

詳細については、東北大学のホームページをご覧ください。
 

―東京大学大学院理学系研究科・理学部 広報室―