2017/03/10

化学専攻 大越研究室がナノテク2017国際展示会にて、「ナノテク大賞 産学連携賞」と「秀でた利用6大成果賞」を受賞しました

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高性能ハードフェライトε型ナノ酸化鉄(ε-Fe2O3)の研究展示:「ナノテク大賞 産学連携賞」を受賞  拡大

 

世界最大級の技術祭典 国際ナノテクノロジー総合展・技術会議(nano tech 2017)が、2017年2月15日(水)~17日(金)に東京ビッグサイトにて開催されました。nano tech 2017は、自動車・航空宇宙、IT・エレクトロニクス、メディカル・ヘルスケア、IoT・ウェアラブルデバイス、環境・エネルギー、ロボティクス等、話題の次世代産業に貢献するナノテクノロジー関連技術や製品が集結した、世界最大級の国際ナノテクノロジー総合展・技術会議です。 nano tech 2017には、国内企業のR&Dに関わる研究者の多くが参加し、その来場者数は5万人を超えます。

大越慎一教授らは、高性能ハードフェライトε型ナノ酸化鉄に関する研究開発を精力的に行い、その成果に対して「ナノテク大賞 産学連携賞」を受賞しました。本受賞は、高性能ハードフェライト磁石「ε型ナノ酸化鉄」の基礎研究から市場展開までを確立し、IoT社会の実現につながる本格的な産学連携の取り組みが評価されたものです。ε型ナノ酸化鉄は、IoT時代を支えるナノ酸化鉄材料として英国BBC放送が注目したのをはじめ、現在、英国立ロンドン博物館(サイエンスミュージアム ロンドン)で展示されており、国際的に高い注目を浴びています。

また、大越慎一教授らは、文科省ナノテクノロジープラットフォーム事業の一環として、黒色酸化チタンのナノ粒子化に関する研究を行い、「熱エネルギーを保持する蓄熱セラミックスの開発」に成功しました。今回、その成果が「平成28年度文科省 秀でた利用6大成果賞」に2921件の中から選ばれ、表彰されました。

このように、大越研究室の極めて先駆的かつ独創的な研究成果、および、物質科学の進展に対する多大な貢献が高く評価され、今回の受賞となりました。今後のますますのご活躍を祈念しております。

「ナノテク大賞産学連携賞」および「秀でた利用6大成果賞」
http://www.nanotechexpo.jp/main/award2017.html

 
(文責:化学専攻 准教授 山野井 慶徳)

 

 

―東京大学大学院理学系研究科・理学部 広報室―

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