2009/09/14

日本鉱物科学会学会賞 地殻化学実験施設 鍵裕之准教授

本研究科地殻化学実験施設の鍵裕之准教授が、9月8日から10日に北海道大学で開催された
日本鉱物科学会において学会賞を受賞されました。日本鉱物科学会は、
2007年9月に日本鉱物学会と日本岩石鉱物鉱床学会が統合、合併されて
新たに発足した学会です。学会賞は鉱物科学およびその関連分野で
顕著な研究業績をあげた会員に対して贈られる表彰で、今回の受賞題目は
「地球内部関連物質の分光学的研究」です。

鍵裕之准教授らは天然ダイヤモンドなどのマントルからもたらされた物質に
取り込まれている地球深部の鉱物や流体の性質を、微小領域の分光学的測定から
明らかにする研究を進めるとともに、地球深部物質に水素がどのような状態で
取り込まれているかを知るために、国内の研究者とネットワークを組み、
パルス中性子源を用いた地球深部物質学の研究を推進しています。また、鍵准教授は
愛媛大学地球深部ダイナミクス研究センターを中心とするグローバルCOEプログラムの
連携拠点リーダーとして、地球深部物質科学の研究と大学院生の教育にあたっています。

学会賞は功成り名遂げた大先生がとられることが多くの例でありますが、
鍵准教授の場合はこの受賞を糧として、より一層研究を発展されることと思います。
今後のご活躍をお祈りしております。



―東京大学大学院理学系研究科・理学部 広報室―

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