第4回高校生のための「サイエンスカフェ本郷」
イベント情報
第4回高校生のための「サイエンスカフェ本郷」
東京大学大学院理学系研究科で活躍する大学院生や若手研究者と、お茶を飲みながら気軽にお話してみませんか? 最先端の研究のこと、 大学での生活のこと、高校生の皆さんの質問になんでもお答えします! 当日は研究室見学も予定しています。ぜひご参加ください。
細胞の中はまさに小宇宙 -細胞内の“動き“に迫る-
みなさんは顕微鏡をのぞいて植物の細胞を見たことがありますか? きっと理科の授業で、ツユクサ、タマネギ、オオカナダモなどの大きくて見やすい植物の細胞を見たことがあると思います。特殊な顕微鏡を使うと、細胞の中の核やミトコンドリアなど、細胞の中の小さな器官の構造を観察することができます。さらに遺伝子組み換え技術を組み合わせれば、生きた細胞の中で何が起こっているのか、直接見ることもできるのです。
「うわっ・・・」私は大学院の研究ではじめて顕微鏡をのぞいたときの感動を今でも忘れません。細胞の中はまさに小宇宙です。今回の講演では、植物細胞の中で動く細胞内小器官やタンパク質のさまざまな“動き”を紹介するとともに、植物の体を形作る細胞の役割についてもお話ししたいと思います。
生命の一番小さい単位は細胞です。どんなに小さな昆虫も、どんなに大きな樹木も、細胞ひとつひとつがうまく働くことによって生きています。顕微鏡を通して見えてきた細胞の姿から、生命の仕組みについて一緒に考えてみませんか。
講演者

小田祥久 理学系研究科生物科学専攻 博士研究員
- 2005年4月より日本学術振興会特別研究員DC2
- 2007年3月東京大学大学院新領域創成科学研究科先端生命科学専攻にて博士(生命科学)を取得
- 2007年4月より日本学術振興会特別研究員PDとして東京大学大学院理学系研究科生物科学専攻に所属
- 専門分野:細胞分化
日時
2008年6月14日(土)13:00~17:00(12:30開場)
会場
対象
高校生 定員50名(応募人数が超過した場合は抽選) 参加費無料
申込方法
申込は終了しました