一般公開講演会「ヒッグス粒子に迫る」

一般公開講演会「ヒッグス粒子に迫る」

1964年にイギリスの物理学者ピーター・ヒッグス博士が提唱した「ヒッグス粒子」は、物質の最小単位である素粒子のひとつで、万物に質量(重さ)を与えると考えられてきました。

素粒子物理学の標準理論で予言された17種類の素粒子の中で唯一発見されていませんでしたが、スイス・欧州合同原子核研究機構(CERN)の大型ハドロン衝突型加速器(LHC)を用いた実験でヒッグス粒子とみられる新粒子の存在をとらえました。

本講演会では、ヒッグス粒子の概要やこれまでの研究の軌跡について解説を行い、「宇宙誕生」の謎と「真空」の不思議に迫ります。

講演内容

  • 「ヒッグス粒子をとらえる」
    • 浅井祥仁 東京大学大学院理学系研究科 准教授
  • 「ヒッグス粒子を超えて」
    • 北野龍一郎 東北大学大学院理学研究科 准教授

日時

2012年9月1日(土)13:30~15:30(正午開場)

会場

東京大学本郷キャンパス 安田講堂(東京都文京区本郷7丁目3番1号)

  • 地下鉄東京メトロ丸の内線・都営大江戸線 本郷三丁目駅 徒歩8分
  • 地下鉄東京メトロ千代田線 根津駅 徒歩7分
  • 地下鉄東京メトロ南北線 東大前駅 徒歩8分

入場

無料。事前申し込み不要。当日先着順。どなたでも参加できます。

定員

700名

主催

東京大学素粒子物理国際研究センター

共催

東京大学大学院理学系研究科、高エネルギー加速器研究機構

本講演は、科学研究費補助金 新学術領域研究「先端加速器LHCが切り拓くテラスケ-ルの素粒子物理学」により開催します。

問い合わせ先

東京大学素粒子物理国際研究センター

〒113-0033 東京都文京区本郷7丁目3番1号

TEL 03-3815-8384
FAX 03-3814-8806
E-mail
URL http://www.icepp.s.u-tokyo.ac.jp/info/kouenkai2012_sep