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活動報告

活動報告(2016年度)


2017年3月5日~3月13日
チリでのサマーセミナー

チリのラス・クルセスにあるチリカトリカ大学の研究施設Estacion de Investigaciones Marinas: ECIM でサマーセミナーが実施され、本学、チリ大学、チリカトリカ大学などの教員・学生が参加しました。
本学からは、社会構想マネジメントを先導するグローバルリーダー養成プログラム(The Global Leader Program for Social Design and Management :GSDM)内で選考された工学系研究科と農学生命科学研究科の大学院生6名と引率教員として農学生命科学研究科農学国際専攻の八木信行教授が参加しました。八木教授は、2016年11月にチリ、パタゴニアで行われた日本チリ学術フォーラム2016に参加され、この度のサマーセミナーの共同実施者であるチリカトリカ大学のSergio Navarrete教授らとワークショップを通じて交流を持たれた背景があります。

本セミナーではECIMで合宿を行いながら、課題解決に向けたPBL(Problem Based Learning)を実施しました。講義をした後、グループワークを行うため両国の学生を2チームに分けました。1つのチームは沿岸域を利用する多様な当事者による合意形成を題材とし、洋上風力発電などを実施する際の漁業者との調整問題を取り上げ、もう1つのチームは沿岸漁村における追加的な収入源を確保する手段としてのエコツーリズムに関して具体的なビジネスモデルを取り上げました。加えて、学生らは近隣に位置するバルパライソ、エル・キスコ、サンアントニオを訪問し、水産物水揚げの状況の調査やツーリズムと漁業の関係などについてヒアリング調査を行いました。グループワークでは、海洋資源開発論、水産学、開発経済学、公共政策学などを動員して問題解決を図りました。また、チリの沿岸コミュニティーにおける現実の社会問題を題材に、国際的なチームワークを経験することを通じて学生らは将来的に地域開発の現場などで適切な舵取りができるよう経験を積むことができたようです。

サマーセミナーの参加者と教員
漁港におけるヒアリングの様子


2017年2月2日~3月28日
チリカトリカ大学学生がバイオエンジニアリング研究室で研修を行ないました!

チリカトリカ大学の学生が、本学工学研究科バイオエンジニアリング専攻の カブラル研究室 に2か月間滞在しました。学生はこの度の研修で、ポリマー合成に関する実験で新たな技術を身につけました。 また、実験を行う際には、同研究室の日本人学生がチューターとして学生の指導を行いました。学生にとって初めての海外研修であったため、当初はコミュニケーションに不安を感じていましたが、チューターからのサポートもあり実験を確実に進めていくことができました。研究室に在籍する多国籍のメンバーとの交流も活発で、日本での生活が大変楽しく感じられたようです。 学生からは、本研修を通じて、日本の仕事・勉強・生活のスタイルを知ることができた上に、日本文化に触れる機会を得たことに非常に感謝しているとの意見を頂きました。

実験室での学生
報告会での学生(右から2人目)と研究室の教員とメンバー


2017年2月27日
海上技術安全研究所を訪問しました。

本学理学系付属天文学教育研究センターと国立天文台の教職員と学生で、国立研究開発法人 海上・港湾・航空技術研究所 海上技術安全研究所 を訪問しました。同じ三鷹市にありますが、研究分野が異なるとなかなか訪問する機会がなく、この度はほとんどの参加者にとって初めての訪問となりました。
最初に、海上・港湾・航空技術研究所の大和裕幸理事長からご挨拶と研究所の概要が参加者に説明されました。その後、数種類の実験用水槽や操船リスクシュミレーター、船舶エンジンなどを見学しました。訪問者からは、各実験装置の前で様々な質問が飛び交い、充実した異分野間での交流の時間となりました。参加した学生からは、普段見ることない装置を目にして大変面白かった、との感想がきかれました。

大和理事長からのご挨拶
深海水槽の底を興味深くのぞく学生
参加した学生


2017年2月14日
チリ大学VERA教授が来日されました。

第2回日本チリ学術フォーラム(Chile-Japan Academic Forum 2016) を共催したチリ大学より、国際部部長であるEduardo VERA教授が来日されました。本学では、国際本部長でもある羽田正理事・副学長と関村直人国際副本部長を訪問され、2016年11月に開催されたフォーラムの情報交換を行うと共に、2018年に予定されている第3回日本チリ学術フォーラムの開催にむけて、意見交換を行いました。

(左から)土居天文学教育研究センター長、羽田理事・副学長、VERA教授、関村国際副本部長、受田准教授


2016年11月28日~12月2日
サンパウロ大学大学院で集中講義を実施しました!

本学工学系研究科機械工学専攻の鈴木雄二教授が、ブラジルのサンパウロ大学大学院で集中講義を行ないました。授業では,チップ上での混合・分離,冷却,分析,化学反応・燃焼,エネルギー変換などに関連するマイクロスケールでの熱流動現象について講義し,実デバイスの製作方法や「マイクロ熱流体システム」として様々なアプリケーションへの展開を解説しました。
この度の集中講義は、サンパウロ大学では提供されていない分野であったため、学期の途中で変則的に実施されたにも関わらず、通常の大学院の講義と同程度の学生が参加しました。
熱気に包まれた講義室では、受講者から次々と質問が上がり、活発な質疑応答が行われました。

講義名:Micro Thermo-fluids Systems (マイクロ熱流体システム)
担当教員:鈴木雄二教授(工学系研究科機械工学専攻)
期間:2016年11月28日(月)~ 2016年12月2日(金)
   午前8:00~午後12:30 (4.5時間/日)×5日間
参加人数:約15名(うち単位取得者9名)

集中講義の様子
サンパウロ大学大学院の受講者
鈴木教授(右から5人目)と受講者


2016年11月7日~11月10日
日本チリ学術フォーラム2016が開催されました!

日本チリ学術フォーラム2016 は、東京大学、チリ大学、チリカトリカ大学が共同で主催し、日本とチリとの多分野にわたる学術交流を促進すると共に、両国の大学やその関係機関等のつながりを、より深めることを目的に開催されました。本フォーラムは、2年毎に日本とチリで交互に開催されており、この度は、チリの南部に位置するパタゴニア地方でおこなわれました。

二回目となる本フォーラムには、本学だけではなく、筑波大学、九州大学をはじめとする日本の他大学、国立天文台などの研究機関、日本学術振興会、企業の方々も加わり、日本から約70名の関係者がフォーラムに参加するためにチリに渡航しました。相手国となるチリ側にもマガジャネス大学などのチリの他大学が加わり、チリの隣国ブラジルからはサンパウロ大学も参加し、総勢約250名がパタゴニア地方に集まりました。

11月7日に、パタゴニア南部のマゼラン海峡に面した町プンタ・アレーナス(Punta Arenas)で、開会式がとり行われました。会場となったマガジャネス大学のErnesto Livacic講堂で、フォーラムの開催に先立ち、本学の古谷研理事・副学長、二階尚人在チリ日本国大使、Ennio Vivaldiチリ大学学長、Ignacio Sanchezチリカトリカ大学学長がそれぞれ挨拶を述べられました。
また続いて行われたプレナリートークでは、本学工学系研究科の中須賀真一教授が超小型衛星の開発について発表しました。開会式後におこなわれた歓迎レセプションでは、各大学の教職員、学生、関係機関や企業の方々が、お互いの自己紹介や自らの研究やプロジェクトについて会話を交わしながら、分野をこえた国際的な交流の場をもちました。

日本チリ学術フォーラム開会式での参加者

11月8日からは、プンタ・アレーナスから約250㎞北に位置するプエルト・ナターレス(Puerto Natales)に場所を移し、12の分野に会場を分けて、ワークショップを行いました。本フォーラムには、天文学、地震学、生物学、バイオ工学、ラテンアメリカ研究の本学学生11名が参加し、各ワークショップで自らの研究について発表しました。天文学専攻の学生からは、「発表の質疑応答の時に今後の研究について深く議論できた。海外で研究成果を話すことで、挑戦する姿勢や問題解決力が鍛えられる。」との声が聞けました。

11月9日には、両国の参加者と共にトレス・デル・パイネ国立公園を訪問しました。ユネスコの世界生態系保護区に指定されているこの公園では、パタゴニアの雄大な自然とこの地域特有の強風を肌で感じることができました。参加した地球惑星専攻の学生からは、「チリの雄大な自然が最も印象的であり、とくに国立公園で目にした山々は圧巻でした。島国とは異なる大陸の気候、植生、風景はとても新鮮で、地球科学を研究する自分にとって、この自然を科学で理解したいという気持ちを新たにした」という感想がでました。また、引き続き行われた昼食会では、穏やかな雰囲気の中、分野の異なる学生や教員同士が同じ時間を共有することで、様々な視点からの意見や知識の交流の場ができ、分野横断的なつながりをつくる非常に良い機会となりました。

11月10日の夕刻には、ワークショップを終えた各分野の参加者が集まり、閉会式が行われました。この場には、マガジャネス州知事のJorege Flies Añon氏もかけつけられ、遠く離れた日本からの参加者に対して歓迎の言葉を述べられ、本学古谷理事・副学長とあいさつを交わされました。

ワークショップ会場の様子:天文学(左) 、情報ネットワーク技術(右)
トレス・デル・パイネ国立公園
閉会式での古谷理事・副学長とFliesマガジャネス州知事

本フォーラムの閉会後に、希望者を募ってナバリノ島にある地球最南端の町Puerto Williams(プエルト ウィリアムス)を訪問しました。このオプションプログラムには、生物学、地震学、天文学の教員と学生が参加し、オモラ民族植物学公園(Omora Ethnobotanical Park)でのエコツーリズムとバンデーラ山での登山を行ないました。1日中野外を歩く中で、植物生態学の教員でも初めて目にする植生とそこに広がる雄大な景色に幾度も足を止めました。日頃から研究室内で作業をする学生からは「大自然の中で過ごしたことで、改めて自然保護の必要性を強く感じた。」との感想がありました。また、マガジャネス大学のRicardo Rozzi教授より、「カボデオルノス国際亜南極センター(Centro Internacional Subantártico Cabo de Hornos)がより拡大することが決まり、今後東京大学とも共同研究を通じて交流を深めていきたい」との呼びかけがありました。

この度の訪問では、多分野にわたる参加者が1か所に集まり、かつ自然の中で分野横断的な交流をする機会が多かったため、学生からは意見交換や共同研究の話が進みやすかったとの声がありました。また、教員からも、普段は接することのない他の専門の学生と話す機会が持て、新鮮だったとの意見もありました。

参加した教職員・学生らは、本フォーラムで培った経験と交流を生かし、更なる分野横断的な学術研究を推進していく予定です。

オモラ民族植物学公園の入り口
エコツーリズムでは虫眼鏡で水生生物や植物を観察
オプションプログラムに参加した天文学と生物学専攻の学生


2016年10月6日~11月10日
工学系機械工学大学院生のブラジル研修

本学機械工学専攻の博士課程学生が、ブラジル・サンパウロ大学へ研修に行きました。本学では,レーザ光を材料に照射した時の挙動の解明という基礎的な研究を行い、サンパウロ大学では,様々な最適化手法の産業への応用という研究テーマに取り組みました。当初、日本で行っている研究テーマとは全く異なるテーマであったため,成果を出すのは難しいだろうと考えていました。しかし、「材料のレーザ加工条件の最適化」というテーマを設定することで,日本で行っている基礎的な研究と産業を結びつける役割を果たす研究を行うことができました。担当教授のMarco Tsuzuki先生とポスドクの研究員の指導のおかげで,共同研究を実現して、いい成果を上げることができたそうです。今後は、この度の研究で得られた結果をもとに、論文の執筆を検討しているとのことです。

成果発表の様子
ブラジルの国内学会に参加
休日には研究室のメンバーと外出


2016年10月13日~22日
リオデジャネイロ植物園の研究者が来日

ブラジルのリオデジャネイロ植物園(Botanical Garden of Rio de Janeiro)の研究員Catarina Fonseca Lira-Medeiros氏が来日されました。Fonseca博士は分子生物学で学位を取得され、現在はマングローブを中心とした遺伝資源保護のプロジェクトに携わっています。この度の来日では約10日間で、東京、静岡、沖縄の西表島の3ヵ所を移動され、各地で活発な学術交流を行いました。

到着後は、本学理学系研究科植物生態学研究室の寺島一郎教授が主催した生物科学セミナーでリオネジャネロ植物園での植物多様性とその保全やマングローブのエピジェネティクスに関する研究についての講義を行いました。都市化が進むリオデジャネイロでもマングローブの減少は著しく、生態や遺伝情報を基盤とした保全活動への取組が議論されました。
また、本学理学系研究科附属植物園や総合研究博物館の見学も行いました。リオデジャネイロ植物園では現在、人類と環境をテーマとした展示を計画しており、生きた植物や博物館資料を利用した効果的な展示方法についての意見交換を行いました。

本学付属植物園と生物科学セミナーでのFonseca氏

その後、静岡県にあるふじのくに地球環境史ミュージアムに向かい、高山浩司研究員の案内で視察をおこないました。 2016年3月に開館した世界初の「地球環境史」をテーマとした博物館で、廃校になった高校校舎を改修して作られた全国的に見てもユニークな博物館です。静岡の豊かな自然環境に関する展示や、来館者参加型で地球環境リスクに考える展示を体験しました。また、バックヤードの標本や実験設備を見学し、今後の共同研究に関する情報交換をしました。

ふじのくに地球環境史ミュージアム

滞在の終盤では、琉球大学熱帯生物圏研究センター西表研究施設で行われた「マングローブの保全遺伝学的研究の国際ワークショップ」に参加されました。 6カ国から15名の研究者が集まり、研究発表と今後の共同研究についての議論が行われました。本学理学部生物学科の野外実習でも訪れる西表島最大の川である浦内川と西表島西部にある船浦湾のマングローブを見学し、学術交流を深めました。植物多様性やその保全に関わる最先端研究や博物館での展示見学、また亜熱帯性気候の豊かな自然に直接触れることもでき、非常に有意義で充実した日本滞在なったようです。

西表島で行われたワークショップ参加者とFonseca氏(左端)


2016年10月4日~11月11日
ブラジル人学生が工学系研究科に

サンパウロ大学で機械工学を専攻する学生1名が来日しました。
学生は、本学工学研究科熱流体工学研究室の鈴木雄二教授・森本賢一講師の指導のもと、随伴方程式を用いた熱伝導問題の最適化手法を習得しました。
本研修で学んだ手法が、サンパウロ大学での博士論文の研究にも適用できるため,研究の幅を広げることができると喜んでいました。

また滞在中には、三鷹地区にある本学理学系研究科附属天文学研究教育センターや国立天文台を訪問して、実験施設の見学などを行いました。その際には、天文学の研究者と実験装置に関する質疑応答が活発に交わされ、非常に充実した時間となりました。
学生にも、この訪問が非常に印象に残ったようで、もっと長く日本に滞在して、より多くの学術機関や研究室を訪れたかったとの要望も受けました。

鈴木雄二教授(左端)、ブラジル人学生(右から3人目)、土居守センター長(右端)
所属した研究室で議論する学生
国立天文台の実験施設を見学


2016年9月3日~19日
工学系研究科・新領域創成科学研究科学生らがブラジル研修へ

ブラジルの北東部にある州都レシフェにあるペルナンブコ連邦大学へ、本学修士学生ら4名が滞在しました。研修は、ブラジルとコロンビア、そして日本人学生とで4つのチームをつくり、Project-based learning (PBL:課題解決型学習)を用いて、コンペ形式で講義・実験・発表と3つの段階に分けて行われました。

その様子を、学生の声と共にご紹介します。

このように、約2週間の滞在期間ではありましたが、他国の学生らと濃密な時間を過ごした参加学生からは、本研修を最後までやり切ったことに、非常に達成感を感じているとの感想を聞くことができました。
参加学生にとって、文化や言語に加え、年齢や専門も異なる学生との交流は、今後国際的に活躍していく上で、大いに役立つ経験であり、また同時に英語で技術的な議論をおこなったり、自分の意思を明確に伝えることの難しさを肌で感じたことで、今後の語学学習へのモチベーションも高まったようです。

治安についてブラジルは危険な場所であると、事前の安全講習で知らされていたため、学生らは気を引き締めて渡航したようですが、比較的治安の良いレシフェの町と、同行したブラジル人の本学新領域創成科学科特任研究員のサポートもあり、安全で快適な研修期間を過ごすことができたようです。



2016年8月9日~27日
ブラジル人学生らがインターンシップのため来日

ブラジルのサンパウロ大学、リオデジャネイロ連邦大学、カンピナス大学から海洋工学、石油工学を専攻する学生らが来日しました。
ブラジル人学生らは、東京・三鷹にある(独)海洋技術安全研究所で、早速インターンシップを開始しました。また、その際には本学学生も参加して、両国の学生らが共に作業を行いました。学生らは、3グループに分かれて、それぞれ異なった実験を行いました。
実際に参加した学生からは、ブラジル両国の学生と共にコミュニケーションをとりながら実験に取り組んだことが印象に残ったとの感想がありました。また、本インターンシップは、学術的な知識や技術の習得に加えて、文化交流や学生同士の協力を学ぶ非常によい場であったそうです。
多くの学生から、もっと長い期間滞在したかったとの意見もあり、ある学生からはできるだけ早く日本に戻ってきて、研究を行いたいという声も聞けました。当初は、学生のほとんどが日本語の壁を気にしていましたが、まわりの方々のサポートと親切な対応に言葉の違いはあまり気にせず、インターンシップを進めていけたようです。

また、三鷹地区にある本学理学系研究科附属天文学教育研究センターと国立天文台の見学も、滞在期間中に行うことができました。分野は異なりますが、使用している様々な技術やそれらを開発する現場を実際に見て、興味をそそられたようです。


佐藤徹教授(左端)とインターンシップに参加した学生

本学天文学教育研究センターと国立天文台の実験施設を見学する学生と教職員


2016年6月29日
キックオフシンポジウム開催

世界展開力強化事業・中南米のキックオフシンポジウムが開催されました。

東京大学とチリ、ブラジルの大学と交流を深めながら理工フロンティア人材の育成を推進することを目的とした本プログラムを、より多くの方に知っていただくために開催いたしました。シンポジウムには、本学教職員や交流先であるチリカトリカ大学の国際担当者、ブラジルのサンパウロ大学、カンピナス大学教員らが来日して、各大学や個々の研究内容を紹介しました。シンポジウムの半ばでは、在日チリ大使館のPatricio Torres大使がサプライズ登場をされ、挨拶を述べられました。

また、すでに本プログラムに参加してチリ、ブラジルに滞在した学生らが、自身の研究テーマや現地での体験談を発表しました。学生からは、現地での研究活動の様子に加えて、飛行機で片道24時間以上かけていった旅程やチリ、ブラジルでの生活などが紹介されました。来場者からの積極的な質問もあり、活発な意見が交わされた場面もありました。

シンポジウムの後には、懇談会が催されました。チリ、ブラジルから来日された方々、ブラジル大使館科学技術担当者、文部科学省、本学教職員、学生、留学生らが様々な情報交換をしながら交流を深める、非常に良い機会となりました。

■キックオフシンポジウム
 場 所:東京大学 武田先端知ビル5階 武田ホール
 日 時:6月29日(水)9:00~15:30
 来場者:約80名
 開催時の情報: http://www.s.u-tokyo.ac.jp/SEELA/ja/page/event/20160418.php

■懇談会
 場 所:東京大学 山上会館
 日 時:6月29日(水) 17:30~19:30
 来場者:50名


シンポジウムの参加者 (本学、武田ホール)
在日チリ大使館 Patricio Torres大使

日本からチリへの行程を紹介する学生

ブラジルでの生活を紹介する学生
懇談会での学生と教員 (本学、山上会館)
【登壇したチリ・ブラジルの教職員】

Dr. Sebastián Flores
(チリカトリカ大学)

Prof. Marcelo R. Martines
(サンパウロ大学)

Prof. Sergio N. Bordalo
(カンピナス大学)

Prof. Nilton Itiro Morimoto
(サンパウロ大学)

Assoc. Prof. Marcos De Sales Guerra Tsuzuki
(サンパウロ大学)

Prof. Jurandir Itizo Yanagihra
(サンパウロ大学)



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